上に光る細い部分・・・あそこから入ってきました。上から見ると、はっきり言って細長い裂け目でしかありません。アッパーアンテロープとは違い、とても足場が悪く、狭かったり急だったり滑ったり・・・大変です。みんなで手を出し合い、力を合わせて進みます。
こんな急な階段をいくつも降りて、奥へ進んで行きます。階段だけは自力で降りなければならないので、みんな心配な面持ちで見守ります。アッパーアンテロープと比べると少し明るいので、ひとまずカメラは閉まってしっかり目で確認して降ります。
アッパーアンテロープでは見られない、少し変わった削れ方をしています。ちゃんと立ち止まって、じっくり見ましょう！
だいぶ上の裂け目が広くなり、たくさんの太陽光が入ってキレイに岩が映し出されています。
鉄砲水と言われる、突如押し寄せた急水流によって削られたのが見て取れます。
キレイな自然の彫刻を見ながら、足場の悪いトレイルに挑み、時間を忘れていると最後の登りの階段に辿り着きます。そして、それを登りきるとこの開けた場所に出てくるのです。
達成感と共に、「帰ってきた〜！」という安心に包まれます。