Manzanarを忘れない

2012.11.21

みなさんは、「マンザナ(満座那)」という場所をご存知でしょうか?

ちなみに私は全く知らなかったし、日本人として衝撃を受けました。

先日、マンザナ国定史跡を訪れました。

「マンザナ」は一言で言うと、日系アメリカ人の強制収容所です。
1941年12月7日に、日本人による真珠湾襲撃により日米戦争が起りました。
そして、それは西海岸地域に住んでいた約12万人の日系アメリカ人の運命を大きく変えました。
日系のアメリカ人は敵性外国人と見なされて強制収容の対象とされたのです。
その方達は戦争が終わるまでの数年間を強制収容所で過ごさなければなりませんでした。

日系のアメリカ人の強制収容所は米国内における反日感情や日系アメリカ人に対する
差別や偏見を元に米国政府が正当な法的手段を無視して行った政策です。

収容所があるのは、デスバレー国立公園から約3時間、ラスベガスから約5時間の所にございます。
デスバレーを抜けて行きます。周りは山、山頂には雪がかったシェラネバダ山脈が見えます。
ものすごくさみしい、哀しい気持ちになるくらいの場所でした。
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資料館には沢山の資料が置いてあります。映像資料もございます。(約22分)
外には史跡があり、人々が過ごしていたと思わせるような家や、錆びれた蛇口、
そして今は何も無い空き地。

轟々しく聳えたつシェラネバダ山脈を背にして、
真っ白な慰霊碑が立っております。
収容所生活でお亡くなりになった方々をまつっているのでしょう。
この場所に何万人にもの日系アメリカの方達が生活をしていた(しなければならなかった)ことを知らなかったのが
非常に恥ずかしい気持ちにもなりました。
どんな気持ちでこの地で生活を送っていたのでしょうか?

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学校では決して教わらなかったので、
日本人がしたこと、アメリカがしたこと、
事実を知ることが出来て非常に勉強になりました。
今私に何か出来るかわかりませんが、
このブログを見て頂いた方に、何か感じて貰えたら非常に嬉しいです。

Category: 生活
Posted by: otsuka
AM 03:46