米TV犯罪ドラマ「CSI:科学捜査班」の劇場用映画が製作決定!

米TV犯罪ドラマ「CSI:科学捜査班」の劇場用映画が製作決定!
[eiga.com 映画ニュース] 米CBSの人気犯罪ドラマ「CSI:科学捜査班」が映画化されることになり、同シリーズで捜査班主任ギル・グリッソムを演じる主演俳優ウィリアム・ピーターセン(「刑事グラハム/凍りついた欲望」)が、英テレグラフ誌に劇場用映画版の存在を認めた。
「映画版はできるよ。フランチャイズものがあふれていることに、みんなが少しうんざりしているのは理解できる。たいていはTVシリーズが完結してから映画版が製作されるよね。でも、もうすぐ映画にふさわしいストーリーが完成するところなんだ」と語ったピーターセンは、「TVでは語ることの出来ない、しかしTVシリーズの今後のために必要となるストーリーにしたい。それに、TVが終わるまで待てないよ。さもないとグリッソムはおよそ90歳になっちゃう(笑)」と冗談めかして映画化の必然性を説いた。
ハリウッドの名うてのプロデューサー、ジェリー・ブラッカイマーが製作総指揮する「CSI:科学捜査班」は、24時間眠らない街ネバダ州ラスベガスを舞台に、ラスベガス市警の鑑識官たちが最新科学を駆使して、凶悪犯罪の殺人現場に残された証拠の数々から事件を解明していくという犯罪ドラマ。2000年10月より全米放送開始され、たちまち「ER 緊急救命室」や「フレンズ」を抜いて全米視聴率第1位に。マイアミ編とニューヨーク編という2つのスピンオフ作品が作られた人気シリーズだ。
映画版でもピーターセンは、当たり役のギル・グリッソムを演じる予定だ。彼は現在全米放送中の第9シーズンを最後にレギュラー出演者としての役目を終えるが(ローレンス・フィッシュバーンにバトンタッチ)、第10シーズン以降も、必要とあらばゲスト出演し、製作総指揮として関わっていくという。
その映画版とTVシリーズとの間でストーリーがどのような関連を見せるのか、「CSI」ファンにとっては楽しみなところだ。 (eiga.com速報)より 引用