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ホテルの楽しみ方

ラスベガスと言ったら、やっぱりホテル。世界12大ホテルの中の11までのホテルが、ストリップエリアに密集しています。その豪華さや綺麗さ、スケールの大きさには感激してしまいます。もちろん、外観だけではなくて内部にもアトラクションを含めて様々な工夫がなされ、まさにエンターテイメントの国ならではのホテルが堪能出来ます。


ラスベガスのホテル一覧

スタートレック・ジ・エクスペリエンス(ヒルトン)

テレビでお馴染みのスタートレックをテーマにしたヒルトン名物のアトラクションは、宇宙船の天井になったスクリーン+モーションシュミレーションと4Dで、バーチャルリアリティが体験出来る夢いっぱいの空間です。子どもから大人まで、誰でも楽しめるアトラクションとなっています。

スタートレックは、24世紀を舞台に未知の文明や生命の探査、勢力間の覇権争いなどを描いた社会派SFドラマ。世界中に熱狂的なファンがおり、特にアメリカでは頻繁に催されるファンの集いに年間100万人が参加するそうです。

スタートレック・ジ・エクスペリエンス
スペースクエスト・カジノを抜けた奥の入り口には、TVや映画で実際に使用された特撮装置や衣装、武器などがズラリと並んでいます。転送室やターボリフト、メインブリッジも細部までそっくり再現されており、本当のエンタープライズ号に紛れ込んだようで臨場感たっぷりです。

ライドは2種類あります。「クリンゴンとの遭遇」は、空軍パイロットの訓練に使われるモーションシュミレーターが映像にシンクロして激しく動くライドです。「ボーグの侵略4D」は、ボーグの集団に捕らえられ、24世紀の人工頭脳の技術で彼らの仲間にされそうになる・・・という内容で、俳優のアクションに加えて、スクリーン+モーションライドでドラマのシーンが楽しめます。



ビッグショット(ストラスフィアタワー)

ストラトスフィアタワー
アメリカの西部で、最も高いところで行われる絶叫アトラクション。スリルも景色も抜群。ストラトスフィアタワーの最上部、地上280mの高さから一気に時速70kmのスピードで空に打ち上げあられ、地上329mの地点からのフリーホール。このスケールは、楽しさよりもどちらかというと恐怖が先に来ます。雷や強風の時は運転中止になるので、注意が必要です。 

ビッグショットに乗るには、まずストラスフィアタワーの専用エレベーターで112階へ上がります。構造は、タワー先端の高さ70mの塔に4面に4席ずつイスが取り付けられており、究極の発射式フリーフォールになっています。普通のフリーフォールは上からストンと落ちるだけですが、ビッグショットはアップダウンのライドなのです。

まず、地上280mから打ち上げられ、時速70km以上のスピードで49mも上昇。まさに空に向かって放り出されるような感覚で、何と4Gを超える圧力がかかります!そして次の瞬間には落下と、これが3回も繰り返されるのです。昼と夜とではラスベガスの景色が違うので、時間帯を変えて何回か乗ってみるのも良いかも知れません。

ルクソール・ファラオ・パビリオン(ルクソール)

近代ラスベガスを代表するホテルルクソールには、4つのアトラクションが集まる部屋があります。

ツタンカーメン博物館
IMAXライドフィルムは、地下帝国を舞台に三次元の迷路の中を飛び回るモーション・シミュレーター型のライドで、臨場感と適度なスリルがラスベガスらしいです。身長106センチ以上の方が対象です。〈IMAX劇場〉は、3D立体映像ありの映画館です。ツタンカーメン博物館は、エジプトの王家の谷で発掘されたファラオの墓室(ツタンカーメンの墓所)を再現した博物館です。あの有名な黄金のマスクも見られます。

マンハッタン・エクスプレス(ニューヨーク・ニューヨーク)

マンハッタン・エクスプレス
ニューヨーク・ニューヨークの名物アトラクションで、最高地点61.9m、最大落差43.9m、最高時速107.2kmの絶叫コースター。乗り場はホテル2階にあり、ホームはマンハッタンの地下鉄駅風、ライドがイエローキャブのデザインになっているのも楽しいです。

ライドの最後には世界初のハートライン(ひねりを加えたループ)を通過し、カジノの中へ突入して終わります。約3分と比較的長く、変化に富んだスリルが味わえるのが魅力です。コースはホテルを一周しており、ストリップから見えているのはほんの一部に過ぎません。乗った人にしか見られない角度が多くあるので、一度乗ってみては如何でしょうか。

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