僕が20歳の時にヨーロッパにバックパックの恰好をして約2ヶ月の放浪の旅(と言ってもかなり計画的な度)に出かけた時、中学の時に映画で「サウンドミュージック」を見て
すごく感激した記憶があったのですが、その映画のロケをザルツブルグ(オーストリア)で行ったと聞き、独自で調査して、あの庭での長女とボーイフレンドのデートして踊った
ガラスのカゼボを発見した時はすごくうれしかった思いでがあります。あの映画のラストシーンでトラップファミリーが山越えをして終わったので、子供心にヨーロッパのどこかの
国に逃げたと思っていたのです。しかし、トラップファミリーは何とアメリカのストウ(バーモント州)に拠を構えていたのです。それも僕が学生の時にヨーローパに行った時は
すでにアメリカにいたのです。現実にトラップファミリーロッジの前に立った時にはかなりのショックでした。
今回はお客様の一番の希望がトラップファミリーロッジに宿泊したいとの強い希望があった為に10ヶ月前から予約をしていた為、真ん中のベランダ付きの眺めの素晴らしい
部屋を確保できたのですが、一番驚いた事は、ストウの街、街の側にも何にもトラップファミリーの看板、案内が全くないのです。年間50万人もトラップファミリーロッジ
を訪れると言うのにです。離れにはショップがあるのですが、トラップファミリーの御土産はそれほど多くはないのにも少々驚きました。
ロッジの廊下、ロビーなどには本物のトラップファミリーの写真、その他が多く飾られていてそれはそれは感激でした。
映画と実際のトラップファミリーとはかなり異なっているとの事ですが、やはり映画で見た印象はとても強く、一生心に残ると思っています。庭にはトラップ大佐とマリア、家族のお墓があるのもとても不思議な思いでした。
是非、日本の方達にもこの街、そしてトラップファミリーロッジに宿泊して欲しいものです。バーモント州は紅葉で非常に有名ですが、あのトラップファミリーのロッジに宿泊して
アメリカの良き時代を感じて下さい。そして最も驚いた事はザルツブルグで探しに探したエーデルワイスがこの庭に咲いていたのです.