今年の出張も、今回で最後です。今回の出張の目的は、新年早々にラスベガスで開催されるCES(Consumer Electronics Show)です。これは、従来の家電中心のコンベンションからブロードバンド時代に対応したコンベンションになったことで、この数年脚光を浴びて来たコンベンションなのです。01年、02年にも当然開催はされていましたが、日本の企業からは全く出張で来ている人はいなかったことが記憶に残っています。しかし、私はその頃からこのコンベンションが日本のお得意芸である家電関連の展示会に発展するのではないかと考えていました。
今日では、あの9・11の頃からは想像出来ないほどの出張者、観光客が来ているのは隔世の感を抱きます。あの頃は、旅行関係者、特に我々の様にアメリカを商売にしている関係者にとっては、まさに地獄の時代でした。日本人が誰も来ない!全くいない!そんな状態が2年以上続きました。
あの事件以降、アメリカは他の国々より厳しい入国審査に変わりましたが、1年後にはコンベンションも復活、9・11から出展していた韓国企業、中国関係は我々日本人がアメリカに行かない間に、どんどん進出してビジネスを展開していきました。その結果、韓国企業のサムソンがすっかりアメリカ国民に浸透し、家電関連でのシェアーを一気に拡大していったのです。あのソニーですら、この2〜3年間ですっかり忘れ去られてしまい、サムソン一色になった感じでした。そして、2007年になってやっと日本製品がアメリカ国内に出始めましたが、9・11の後遺症はきついですね・・・
これからの日本、日本人は本当に「世界と戦う気持ち」を強く持ち、教育から思考を変化させ、それも急激に変させて行かないといけないことを痛感しています。でなければ、本当に日本は消滅してします様にさえ感じています。
この写真は、ロサンゼルス到着してから車でラスベガスに向かう途中、運転をしながら夕焼けをサイドミラー越しに撮影したものと助手席の窓越に撮影したものです。到着して、そのまま5時間以上のドライブは何回体験しても、地獄です。複数の人達で運転を交代するなら問題はないですが・・・皆さんは極力真似しない様に。
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2007.12.26
こちらラスベガスオフィスは、25日のクリスマスの朝を迎えました。到着してから既に8日が経つと言うのに、時差ボケがものすごくて直りません。前回出張行ったときも、ひどい時差ボケでした。そんな中、独り身の出張日記1弾です。
日本のクリスマスの街の喧騒とは異なり、こちらでは静かなイブ、そして静かなクリスマスの日を迎えています。ケーキを販売する連呼もなく、アメリカの各家庭では家族や親戚、友人との楽しい夜を過ごす様です。昨晩のストリップ通りは、さすがに人が多かったものの、一歩道を入るといつものラスベガスではなく、車の数は人通りも少なく静かでした。フリーモントストリートのクリスマスイブの風景をお送りします。
日本のクリスマスの街の喧騒とは異なり、こちらでは静かなイブ、そして静かなクリスマスの日を迎えています。ケーキを販売する連呼もなく、アメリカの各家庭では家族や親戚、友人との楽しい夜を過ごす様です。昨晩のストリップ通りは、さすがに人が多かったものの、一歩道を入るといつものラスベガスではなく、車の数は人通りも少なく静かでした。フリーモントストリートのクリスマスイブの風景をお送りします。