アメリカへの道(「飛行機の中」編)

2009.04.17

前回に引き続きアメリカへたどり着くまでの、道のりのお話です。

今回は飛行機の中の出来事です。

「日本人に見えないか〜」と思いながら、
飛行機に乗り込み席を探していました。
通路側の席の方がいいと聞いていたので、通路側をチェックインの時に希望しました。
席を探していると、番号と一致する席を見つけ座っていました。
そうすると、

「エクスキューズミー」

後ろを振り返ると、さっきとは違うアジア系のおじさんがカメラを持って立っていました。

「またか・・」

と思いながら、

「OK」と答えカメラに手を伸ばすと、

「そこの席は自分の席だ」

と言われました。

僕の席は真ん中の座席の通路側の席で、座っていたのは窓側の座席の通路側。
間違えていたのです。

「オー、ソーリー!!」

と言って隣に移りました。
写真を撮るのかと勘違いをし、「OK」とまで返事をしていた為にとても恥ずかしかったです。
 
機内食は、ビビンバかビーフを選択出来たので、ビビンバにしました。
美味しく食事を済ませ、機内が暗くなって、
日本からロサンゼルスまで8時間も掛かる為に寝る準備に取り掛かりました。
座席は通路側で、隣には誰もいなかったので、グッスリ寝れるな〜と思いながら目をつぶると、

どこからか、

「〜♪〜♪」

と鼻歌が聞こえてきました。
僕の右後ろのおじいちゃんです。
聞こえるか聞こえないか微妙な大きさの鼻歌の為に、逆に気になって眠れません。

「そのうちおじいちゃんも眠るだろう」

と思ってはいたのですが、このおじいちゃんは全く寝ません。

2時間程我慢をしましたが、もう我慢が出来なかったので、
おじいちゃんの太ももをたたき、日本人ではなさそうだったので、
ジェスチャーで「シー」と口に手をやりました。

すると鼻歌も止みました。

「さ〜寝よう」

と思いましたが、

「〜♪〜♪」

この鼻歌、脳裏に焼き付いています。
全く寝れません。

そしてまもなく、ロサンゼルスに到着しました。
一睡も出来ませんでした。


次回「ロサンゼルス空港編」に続く。


Posted by: transgrp1
PM 03:39