アメリカにある日本人経営旅行会社

2009.08.01

恐怖の2001年9月11日のニューヨークのテロから約8年が過ぎようとしている2009年5月に突然、降って湧いた様な「豚インフル」騒動。日本政府と厚生省のパホーマンスとワンパターンの騒々しい日本の報道、その後の政府の政策「エコカー減税と家電のエコポイント」が旅行業界を震撼させる事になった。

9.11の時の日本の旅行者はニューヨークのテロ発生で、全米がテロに襲われた様な日本の報道の結果、出張、観光客が激減どころか
全くアメリカに来なくなった現象があったのは一般の方たちはご存じないでしょう。
結果、アメリカの小さいな日本人経営の旅行会社の30%は倒産、20%は自宅経営になってしまった。その後の日本の景気、企業の経費削減の
影響で出張者は少なく、コンベンションにも参加する日本人は皆無に、観光客は3年間近く、アメリカに近寄らなかった。

今回の「豚インフル」も同様な傾向が見えた思いです。アメリカのどこで?だれが?インフルエンザに感染したの?
日本の国土の25倍もの広さ、人口は約3倍、人口密度は日本の10分の1、感染者はマスクをするのが常識のアメリカで
飛行機から降りてくる日本人は全員マスクをしている「感染者?}でも、アメリカに来てくれる勇気のある日本人、ニュースを理解して
いる日本人には感謝です。

ここで大きな問題が浮上しているのがアメリカにある日本人経営の旅行会社である。9・11の時と大きな違いは昨年の金融危機の問題である。
9・11の時は金融機関が貸し出しをしてくれたが、今回は貸し出しは100%無理との事。結果、営業を停止する会社が今年中に激増すると
予想される。ガイド不足、日本人のアテンド不足が今後の課題である。


Category: 生活
Posted by: otsuka
PM 03:44